ai-Phase M10 新発売
ハンディータイプの断熱材熱伝導率測定装置

温度波による断熱材の高感度圧着式熱伝導率測定装置

・ペルチェを利用した安定した交流熱源 
・ダブルロックインアンプ方式による正確な温度波減衰測定の実現
・新規な回路設計による安定な高速計算回路 
・高感度プローブの開発等により、熱伝導率測定装置として、
 画期的な小型軽量かつ5W未満の省エネルギー型装置の開発
・モバイル10型のベースになる温度波振幅法が,ISO 22007-6として認定されました.


断熱材などをプローブに圧着するだけで熱伝導率が測定でき、現場での素材テスターとしてお使いいただけます。

ai-Phase M10
断熱材熱伝導測定装置 アイフェイズ・M10 新発売
建材用に用いられる断熱材料を「そのままの状態」で,熱伝導率が測定可能なプローブ圧着型装置を開発しました。採用した方法は、平板(以下プローブ板)の一方の面に交流の温度変化を与え、プローブ板中を流れる定常温度波の伝播を裏面でとらえる方法です。このとき表面で接触させた被測定試料への熱逃げは、試料の熱伝導率に依存し、平板の計測にも反映されることになります。
この方法は、距離を置いた2点での正確な温度測定が特徴で、電源の変動や周辺の熱変化に依存しないという特徴を有します。また交流にすることで、サンプルを少量にでき、結果として測定が迅速になるというメリットがあります。
プローブは、順にヒートシンク、ペルチェ素子、温度センサー1、プローブであるプラスチック板、温度センサー2の5要素から成り立っています。
また全体の制御回路基板、制御ソフト、ディジタルロックインアンプ、解析ソフトを独自開発し一体化いたしました。特に、温度センサーは、ディジタルアンプを経てペルチェ駆動用の発信器出力をリファレンスとしてロックイン増幅を行い温度波の振幅と位相変化を精密に測定しています。
装置内にCPUを内蔵し外部パソコンを必要としません。全体としての消費電力も大幅に低減されています。プローブと本体は分離でき壁などの熱伝導率も測定できます。

「システム」
測定対象     発泡材料、プラスチック板、高分子粉体、液体
周波数帯     0.005Hz〜 0.5Hz
与える温度振幅  10K以下
測定有効面積   20x20mm
試料厚さ      5mm以上
測定熱伝導率範囲 0.025 〜 0.1 W/mK
計測時間     約2分 (0.05Hzで安定まで)
本体  95x120x35mm プローブ 50x50x30 mm
重量    1.2kg 
消費電力  5W 以下 (単三電池6本で約10時間駆動)
(性能仕様等変更になることがあります。ご了承下さい)
この装置は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られたものです。